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中央図書館長との面談報告

 猛暑の続く中、4月に着任された朴澤中央図書館長にお目にかかり、お話をしてきました。和田代表、水岡副代表と黒瀬の3名で伺いました。

 ご挨拶と自己紹介に続き、着任されてからのCOVID-19 対策下での図書館の取り組みについて伺いました。要約すると、市の基準もある中、どうやって利用者や職員を守るかを考えながら判断をした。しかしこの状況の中で職員と十分に話せたかどうかは反省する点もある。命を守ることが第一で、その上で図書館の役割をどう果たすかを考えた、などのお話でした。

 私たちからも、この間様々な工夫や取組みを見て職員の頑張りを感じた。やはり正規の司書職員の存在が重要だと改めて認識した。と申し上げたうえで、いくつか質問しました。

Q. 制限付き利用および閉館中、利用者からはどのような声が寄せられたか?

A.常に多くの問い合わせ等があったが、特に突然の完全閉館の時と緊急事態宣言解除後に増えた。いつ開館するのか、との声が多かった。

Q. 職員の出勤状況、在宅ワークは?

A.3割出勤の時もあった。利用者には不便をかけた。リモートでは限界があると感じた。

Q.館長会議は行っていたか?

A.利用制限、閉館、開館の判断など節目節目で開催していた。

 

 朴澤館長は常に落ち着いて淡々とお話されていましたが、6月9日に制限付きとは言え開館出来た時には来館者を見て感動した、と顔をほころばせてお話されていたのが印象に残っています。そして、図書館は不要不急とは別の観点なんですよね、ともおっしゃっていました。

(会報203号)